2009年06月23日

チャールズ・ミンガスの生い立ち

mingus2.bmpチャールズ・ミンガスは1922年4月22日アリゾナ州ノガルスに
生まれ、幼少期にロサンゼルスのアフロ・アメリカンが住民の
ほとんどを占めるワッツ地区に移り住み育つ。
ミンガスは混血で純粋な黒人ではなかったため、白人からも黒人
からも、差別を受けた。
この頃からミンガスの生涯に於いて「人種差別」というのは永遠の命題となった。

8歳でトロンボーン、後にチェロを経て16歳でベースを手にし、
アート・テイタム・トリオなどで知られるレッド・カレンダーに手ほどきを受ける。

mingus3.bmp その後元ニューヨーク・フィルハーモニックの首席ベーシスト
 ハーマン・ラインシャーゲンに師事した。

 子供の頃に聴いたデューク・エリントンの音楽にバルコニーから
 飛び降りそうになるほどの衝撃
を受けたミンガスは
 ピアノと楽理も学び始めた。


ミンガスの生い立ちについては、自伝「敗け犬の下で」で詳しく述べられています。


posted by 権上康志 at 03:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽
この記事へのコメント
おはようございます!
このエピソードを聴くと、あの「マネー・ジャングル」でのエリントンさんとの共演に、ミンガスがガチガチに緊張した…と言うのも
頷けますね! 6.28の「ミンガス・ナイト」
頑張ってください!!!(^-^)
Posted by 八尾虎 at 2009年06月23日 06:24
そうなんですよ!
ミンガスとエリントンの間には色々面白い話があります。
ミンガスがエリントン楽団にいたとき、ヴァルブトロンボーンのファン・ティゾールといざこざを起こしてクビになったりとか。
6/28頑張ります!
ありがとうございます。
Posted by 権上康志 at 2009年06月24日 11:44
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