
そして盟友エリック・ドルフィー、個性派ジャッキ・バイアード(p)、ハードバッパー クリフォード・ジョーダン(ts)、胃潰瘍で離脱せざるをえなかったジョニー・コールズ(tp)、番頭ダニー・リッチモンド(dr)
を擁した最強の布陣でヨーロッパツアーを敢行する。
このツアーの模様は何枚ものCDとして発売されているが、
そのどれも緊張感溢れる素晴らしい演奏になっている。
ツアー終了後もヨーロッパに残ったドルフィーは、64年6月29日にドイツで帰らぬ人となった。
訃報を聞いたミンガスは大きなショックを受け、何日も悲しみに暮れていた。
↓ミンガスとドルフィー

精神不安定となり入退院を繰り返すようになる。
心身ともにボロボロのミンガスはアパートも差し押さえられ、
強制退去を余儀なくされる。
↑カメラの前で猟銃をぶっ放すミンガス。
どんな精神状態だったんでしょうか。