2010年06月21日

9人のベーシスト8 〜リチャード・デイビス〜 その2

リチャード・デイビスといえば、エリックドルフィー
ファイブスポットセッションや、アンドリュー・ヒルの作品群
サラ・ヴォーンのアルバムも有名ですが、
やはりエルヴィン・ジョーンズとのコンビネーションが抜群だと思います。

HEAVY_SOUNDS.jpg二人の双頭リーダー作「HEAVY SOUNDS」はとにかくすごい!
ちなみに僕の携帯の待ち受けはこのアルバムのジャケットです。
とにかく二人の発するエネルギーが凄まじい。
一曲めのジャズロック風リズムのドラムとベースの
コンビネーションは正にヘビーサウンドです。
そしてピアノソロが終わった瞬間、突如ブラックホールに吸い込まれて
フリージャズの世界に突入するかのようなようなベースソロ!
独特のグニャグニャフレーズに完全にノックアウトされます。

正直何やってるかようわからんときもあるけど、
とにかくあの凄み!そして勢い!
本当にシビれます。


そして圧巻はベースとドラム二人だけによる10分以上にも及ぶSUMMERTIME
荘厳というか幽玄というか、独特の世界を作り上げています。


↑昔の日本のテレビ番組ですが、これを地上波で放送したってのが凄いと思う。

ほかにもこのアルバムではエルヴィンがギターを弾いていたり、
フランク・フォスターのゴキゲンなブロウが聴けて、そんなところも楽しめます。
是非ご一聴あれ
posted by 権上康志 at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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