おかげさまでカウンタの訪問者数ものべ2160人を越えました。
皆様、いつもありがとうございます!感謝感謝です。
僕が今までに書いた63個のブログの記事は、その種類によって
いくつかのカテゴリーに分けられるんですが、2ヶ月近く記事を書き続けたのに
[カテゴリー:音楽]のものが今までひとつも無かったんです(!)
音楽の仕事をしているのに、我ながらびっくりです( ̄□ ̄;)
多くの人から
「ごんちゃんのブログは音楽の話よりも食べ物とか水曜どうでしょうの話題のほうが多いやん!」
とのツッコミを受けました。
これはまずい!ということで、今日は満を持して(?)[カテゴリー:音楽]の話題を書きますね。
というわけで今日、1週間前に引き取り修理に出していたミニコンポが我が家に帰ってきました!
この1週間長かったです・・・。
5年間保障に入っていたので修理代は無料でした!ラッキー!
「さぁ、帰ってきたコンポでまず最初に何を聴こう?」と自問自答した結果
「何はともあれミンガスじゃろうが!」という結論に至りました(う〜む荒々しい!)
というわけでチャールズ・ミンガス
(直立猿人
さて、このBlues And Roots
ミンガスミュージックのルーツであるブルースフィーリングがビンビンの作品です。
ミンガスの乾いた音色の図太いベースから導かれる1曲目「Wednesday Night Prayer Meetung(水曜の夜の祈りの集い)」
は、ゴスペル調のブルース。ミンガス親分、叫んでます。
2曲目「Cryin' Blues」は、自身のソロをフィーチャーしたスローブルース。
4曲目「Tensions」は、たった2つの音だけによるテーマがタイトル通り緊張感を高めていく楽曲。ベースソロもCool!
5曲目「My Jelly Roll Soul」(ジェリーロール・モートンへの追悼曲)と
6曲目「E's Flat Ah's Flat Too」はミンガスファンにはお馴染みのメロディ。
この楽曲群の中でも僕がハイライトだと思うのは、3曲目「Moanin'」です。
(アートブレイキー&ジャズメッセンジャーズ
ペッパー・アダムスのバリトン・サックスのイントロに、2本のトロンボーンとドラムが加わり、
徐々に楽器が重なっていく導入部分がたまらなく渋い。
そしてアンサンブルが形作られ、すべてのお膳立てが整ったところで満を持して御大ミンガスの登場!
この瞬間はいつ聴いてもしびれます。彼のベースランニングがバンド全体をスイングさせています。
彼は「何が格好いいことなのか」ということを本当によく熟知していたのだと思います。
その後は徐々にテンションが高まり、ここでも親分の叫びを合図に爆発。
集団即興演奏による音の洪水になだれ込みます。
ソロのバックでの舎弟ダニー・リッチモンド(ds)とのコンビネーションも凄まじいです。
この曲を初めて聴いたときには、本当に鳥肌が立ちました。
たぶんジャズをあまり聴いたことの無いロック好きの方でも、受け入れられると思います。
まるで大河ドラマを見ているかのようなド迫力の演奏です。
いつかこの曲を自分のバンドで演奏するのが夢です。
チャールズ・ミンガス