2013年04月25日

2つのソニー・クラークトリオ

sct.jpgソニー・クラークトリオというとチェンバース&フィリーのブルーノート盤が名盤として名高いですが、このジョージ・デュヴィヴィエ&マックス・ローチの参加のタイム盤が、ダークなサウンドで好きです。
スタンダード集でチャーミングなジャケットのブルーノートに対して、全曲オリジナルでエグいジャケットのタイム。
いいよね。

Sonny-Clark-Trio.jpg一曲目の、「Minor Meeting」がまずかっちょよくてシビれます。
この曲にはクインテットのバージョンもあってこれもまたいい演奏で、フロントがテナー&ギターという当時では珍しい組み合わせ。
この編成は現代ジャズに多く見られるバンド編成と通ずるものがあって興味深いです。



415rLD8Um1L__SL500_AA300_.jpgまたスコット・ラファロ参加のブッカー・リトルのアルバムもタイムから出ていて、これまたダークなサウンドでシビれる。
エヴァンストリオやその他でのラファロの鬼気迫るプレイを聴いていると、彼は自分の死期を悟っていたのではないかとさえ思います。


posted by 権上康志 at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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