2009年12月22日

GINGERBREAD BOYS Official Website 本日オープンです!

gbhp.JPG皆様こんばんは!
ご存知"GINGERBREAD BOYS"のホームページができました!

まだ工事中な部分もありますが、今後ライブ情報など様々なコンテンツをUPしていきます。
是非一度覗いてみてください↓
http://gingerbread.boy.jp/

今後ともよろしくお願い致します!

GINGERBREAD BOYS Official Website
posted by 権上康志 at 20:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽

2009年12月07日

ベニー・グリーンカルテット@ルクラブジャズ

先日の日記にも書きましたが、先々週の月曜日に京都のルクラブジャズ
ベニー・グリーンカルテットのライブを観に行きました。
ベースはピーター・ワシントン、ドラムはケニー・ワシントン、ギターが井上智さんです。

この日ルクラブは超満員!
しかも客席の半分以上はミュージシャンだったのではないかという状態で、
たくさんの知り合いのミュージシャンと会いました。

ライブはもちろん、このメンバーですから、ジャズの「イェイ!」
という醍醐味を凝縮したような素晴らしいライブでした。

ベニー・グリーンのピアノはこれ以上ないほどスイングしていて、
音色も本当に奇麗でした。
ピーター・ワシントンのベースはとにかく極太の音強靭なビートを送り出していました
一音一音のスピード感とゆるぎない芯を感じました。
フィーチャーナンバーの「Dear Old Stockholm」はポール・チェンバースの代名詞ともいえる曲ですが、チェンバースをリスペクトしつつ、自身の個性を打ち出した素晴らしい演奏でした。
ケニー・ワシントンのドラミングは、職人的な華麗さで他のメンバーを的確にサポートしつつ、見せ場では強烈な光りを放っていました。200911232241000.jpg

本当にいいライブで、行けてよかったです。
→ライブ終演後にピーター氏と写真を撮って頂きました。
暗いのが残念!
デジカメ持って行ったらよかったな。。
posted by 権上康志 at 11:11 | Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽

2009年12月01日

北川潔duo,solo & クリニック @ cornerpocket

一昨日は西宮のコーナーポケットに、NYで活躍するベーシスト
北川潔さんのベースクリニックとライブを見に行ってきました。
14〜16時に行われたクリニックはQ&A形式で、
具体的な内容から裏話的ものまで色々な話が聴けました。
夜のライブは1stセットがas浅井良将くんとのduo、
2ndセットがsoloベースというものでした。
もう本当に圧倒的な演奏でした。世界観があるんですよね。
そしてそれに怯まず冷静に吹奏する浅井くんもさすがでした。

先週が月曜に京都のルクラブにベニー・グリーンのライブを
見に行って、火曜はマイケル・ジャクソンの映画、そして日曜は
このライブと、モチベーションの上がることが多くてよかったです。

2009113000100000.jpg ←北川さんのライブの客席は
 ベーシスト率がかなり高いです。
 というわけで、打ち上げにいた
 ベーシスト四人で一枚。
posted by 権上康志 at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2009年11月06日

YouTubeに

こんにちは。
現在YouTube9/13の京都ガロでのvo 小柳淳子さん pf 藤井貞泰さん
dr 大森秀斗史さんとのライブ映像
がUPされています。
ちなみにこれ、Yから帰ってきた翌日のライブなんですよね。



ガロでは、12/13(日)に京都が世界に誇るギタリスト寺井豊さんとのライブがあります。
かなりおススメです!ぜひお越しください。

 12/13(日) 西陣 ガロ
  gt 寺井豊 gt 岩田美智夫

  ※席数に限りがあり、予約制となっていますのでご予約はお早めに
  
 ☆ガロ☆
  京都市北区紫野南舟岡町71の27
  tel 075-431-8657
  http://www.cafegaro.net/
posted by 権上康志 at 21:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2009年06月27日

ミンガスナイトに寄せて A

CharlesMingus_TheClown.jpg直立猿人の次に聴いたアルバムは「道化師」でした。
これもまたジャケットが不気味でイイ!!
道化師の心の奥底にある哀しみが訴えかけてくるようです。

一曲目は「ハイチ人の戦闘の歌」タイトルからしてぶっ飛んでいる。
ミンガスのソロベースによるイントロ、かっこよすぎる!
そして執拗に繰り返されるベース・リフ。
ダニー・リッチモンドの非ジャズ的なフィルイン。
テーマで現れる三連譜は、独立のために戦うハイチ人の姿を思い起こさせる。
ベースソロの途中で再びミンガス一人になり、ハイテンションな演奏が繰り広げられる。
こんなにベースが主張する音楽は初めてだ!」
ミンガスは音楽家としてもベーシストとしても憧れの存在になりました。

ハイチ人〜という曲は1コード、ペンタトニックスケールだけでできている曲で(アドリブ部分はマイナーブルースだけど)アプローチ、そして精神的な部分が「まるでロックだ!!」と思いました。
いや、ロックもジャズも関係ない、ジャンル分けなんて何の意味も無いことを思い知りました

それからはとにかくミンガスの作品を聴き漁りました。
Mingus AH AmMingus5では大編成やゴスペルジャズのかっこよさに気づきました。
音大の大先輩が演奏会でBlues And Roots収録の「Moanin'」(ボビー・ティモンズのそれとは同名異曲)をやっているのお聴いたときには「こんなにかっこいい曲がこの世にあるんだ!」と思いました。
ヨーロッパツアーの録音は、一曲の中でリズムもテンポも変幻自在に展開していきます。
これも自分にとって非常に大きな影響になりました。

初めて聴いたときからミンガスはずっと僕の最も尊敬する音楽家でした。
そのミンガスの作品に、明日挑戦します。
正直、怖いです

しかしこのライブは何年も前からずっとやりたいと思っていた念願の企画です。
自分にとって避けては通れないライブです。

というわけで、皆さん明日コーナーポケットに、是非見届けにきてください。

ちなみにもうひとつ、皆さんに是非来ていただきたい理由があります。
というのも、一年間続けていた「権上康志クインテット」に明日で一区切りつけようと思っているからです
僕が始めてやったリーダーバンドですから色々思い入れがありますが、色々考え更に成長しようと思った結果です。

というわけで、この5人での最後のライブ是非、いや絶対越しください!!

mingusdynasty1.jpg6/28(日) 西宮 コーナーポケット 19:30〜
 "Charles Mingus Night"
 予約¥2500 当日¥3000 学生¥1000引き
 "権上康志クインテット"
 b 権上康志 tp 横尾昌二郎 ts 東川靖雄
 pf 高橋玲奈 dr 斉藤洋平


予約ご希望の方はこちらまでメールでお問い合わせください。

コーナーポケット
 西宮市甲風園1-12-15富永ビル2F.
 阪急西宮北口駅北西出口から北へ2分
 Tel.0798-64-5402  
 http://www.cp-paragon.com/
posted by 権上康志 at 21:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

ミンガスナイトに寄せて @

チャールズ・ミンガスという人物について、7回に渡り特集してきたわけですが、これはミンガスという偉大な音楽家のほんの一部に過ぎません。
ミンガスという存在を知るには、実際にミンガスの音楽に触れてみるのが、一番の近道です。
明日のミンガスナイトが、皆さんにとってそのひとつのきっかけとなれば幸いです。

【ミンガスとの出会い】
610kb8Kb72L.jpg僕のミンガスとの出会いは大学の一回生のときでした。
直立猿人、ベースの師匠に貸して頂いた何枚かのCDの中にそのアルバムがありました。
不気味なジャケットに、不思議と心惹かれるものがありました。
その晩、恐る恐るそのCDを聴いてみて、衝撃を受けました。
「なんておどろおどろしい音楽なんだ!!」

当時はまだジャズを始めたばかりでしたがなんとなく「ジャズは最初にテーマを演奏してソロを回してまたテーマをやって一曲終わる音楽なんだな」と漠然と思っていた僕でしたが、そのジャズ観がことごとく打ち破られました。
メロディはビバップのそれとは違うロングトーン、ベースはランニングではなくひたすら根音を弾いていて緊張感を出している。
急にフォルテシモになったと思ったらまた抑制された音になる。
テーマの後半、メンバー全員が集団即興演奏を始める。
'56年にこんなフリージャズのような演奏をしていたとは!
JRモンテローズのソロのバックでサックスで猿の鳴き声のような雄たけびを上げるジャッキー・マクリーン
ホレス・パーランのピアノに執拗に絡み、挑発し鼓舞するミンガスのベース。
猛烈に熱い!演奏から発散されるエネルギーが凄まじいんです。

直立猿人はまるで組曲のようで、大作映画を見ているかのような感覚でした。イメージを刺激するんです。
ミンガスによると実際に「進化」「優越感」「衰退」「滅亡」の4部構成になっているそうだ。

二曲目の「A Foggy Day」もまた凄い。
邦題が「霧深き日」なんですが、これがまた不気味な感じがしてたまりません。
深い霧の中で猿人が生まれ、死んでいくような。

イントロではサックスがクラクションのような音を出すなど、街の雑踏が再現されいる。
これもまたおどろおどろしい雰囲気です。
これは大作映画というよりは、昔の松田優作の映画のような感じがしました。
暗い夜の港でマフィアが何かの受け渡しをしているような、そんな感じです。
聴いていると自然に映像が浮かんでくるんです。
こんな経験は初めてでした。

そこで流れている音楽は、既成概念にとらわれず、新しいことを常に模索し、
自由に表現しようとしている人たちの音楽でした


正直、最初の感想は「なんじゃこりゃ!?」でした。
しかし耳からその音楽が離れず、眠れず、結局またそのCDを繰り返し聴きました。

気づいたときには朝になっていました。
そして気づいたときには、ミンガスのとりこになっていました。
posted by 権上康志 at 20:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

ミンガスの音楽

mingusp.bmpミンガスのペンによる緻密な作・編曲にるダイナミックで力強い楽曲と、自身による野太くアグレッシブなベースサウンド、そしてミンガスの咆哮が融合して作り出される唯一無二の音楽は「ミンガスミュージック」と呼ばれる。

ミンガスはよく怒れるベーシストと評される。
確かにフォーバス知事の寓話ハイチ人の戦闘の歌など、社会風刺やメッセージ性の強い曲が多い。
またその風貌や喧嘩っ早かったというエピソードなどで余計その印象が強い。
(トロンボーン奏者ジミー・ネッパーはミンガスに殴られ歯を折られたという、管楽器奏者としてマジで気の毒な人だ)
しかしそういった激しい音楽だけではなく、慈愛に満ちた穏やかな音楽も数多く作り出している。

mingus6.jpg尊敬するデューク・エリントンに捧げた「Duke Ellington's Sound of Love
レスター・ヤングに捧げた「Goodbye Pork Pie Hat
ジェリー・ロールモートンに捧げた「Jelly Roll
パーカーに捧げた「Reincarnation of a Lovebird」「Bird Call
妻に捧げた「Celia
後の妻に捧げた「Sue's Change
そのどれもがとても美しいメロディを持ち、優しさに満ち溢れた温かい曲である。

きっとミンガスは人一優しい心の持ち主だったのだと思う。

怒りの激しさとの穏やかさ。
ミンガスはこの両面を併せ持っているからこそ、
その音楽は多くの人々の心に訴えかけるのだと思う。



mingus_323x431.jpg「私は生と死、死と生の"幻想"を表現しようと思っている。

ぼくが演奏している対象は愛であり、この地球のどこかでぼくのために生きていてくれた誰かの精神に対してである。
それは遠くの方にいる。一人の女かもしれない。
いやぼくは二度恋におちいったことがあるようだ。
ベースを弾くのに気持ちを集中し、そうした気持ちの中で精神が統一してくると、恋した女の体に触っているような状態になってくる。」


              ―チャールズ・ミンガス

[『JAZZ LIFE '78年 1月号』
『ミンガス・アット・モンタレー』原文ライナー より]
posted by 権上康志 at 10:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2009年06月26日

SUB

ba.jpg昨日は久しぶりに夜が空いていたので、谷九のSUBにライブを見に行きました。
ベースの金澤英明さん、セロの西山満さんのDUOで、飛び入りで塩本彰さん(g)、鈴木一郎さん(g)、奥村美里さん(p)、先ごろNYから帰ってきた早川ゆいが(as)という大所帯での演奏でした。
久しぶりに見る金澤さんのベースはやはり最高でした。
西山さんのセロはソウルフルに響き、塩本さんのアイデア溢れるアプローチが曲に深みを与えます。
そして更に強力になって帰ってきたゆいががまたゆったりと歌います。

やはりいいライブを見ると俄然やる気が増しますね!
見に行けてよかったです。
posted by 権上康志 at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

ミンガスの軌跡 D

mngs5.jpg70年代、再び絶頂期を迎えたミンガスだったが、病魔には抗えなかった。
ルー・ゲーリック病と呼ばれる筋萎縮性側索硬化症に侵されたミンガスは、症状が進むにつれ歩行が困難になり、楽器を弾くこともかなわなくなった。
しかし歌声をテープに録音するなどして、最期まで作曲活動を続けた。

mingus1.bmp差別や国家、権力と戦い続けたミンガスは、78年にカーター大統領からホワイトハウスに招かれ激励を受け、車椅子の上で人目を憚らずむせび泣いたという。

そして1979年1月5日、ミンガスはこの世を去った
彼の妻スー・ミンガスの手により彼の遺灰はガンジス川に流された。

彼の残した遺産は今尚強い光を放ち、多くの人々に影響を与え続けている。


↑ミンガスを信奉する一流ミュージシャンたちによるオーケストラ
Mingus Big Band
posted by 権上康志 at 01:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2009年06月25日

ミンガスの軌跡 C

m8cxep.jpg1969年 どん底にいたミンガスを救ったのは彼が最も尊敬する
デューク・エリントンだった。
エリントンの記念公園に招待され、エリントンバンドと共演したのだ。

再び音楽に対する情熱を取り戻したミンガスは、ジョージ・アダムス(ts)やジャック・ウォルラス(tp)、ドン・ピューレン(p)といった新しい世代のミュージシャンを従え、再び絶頂を迎える。
その姿を捉えたのが'74年の「CHANGEST」「CHANGESU」である。



posted by 権上康志 at 15:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

ミンガスの軌跡 B

mingus'50s.bmp64年には再びレコード会社を興し、自主制作したミンガス・アット・モンタレー」が世間の注目を浴びた。

そして盟友エリック・ドルフィー、個性派ジャッキ・バイアード(p)、ハードバッパー クリフォード・ジョーダン(ts)、胃潰瘍で離脱せざるをえなかったジョニー・コールズ(tp)、番頭ダニー・リッチモンド(dr)
を擁した最強の布陣でヨーロッパツアーを敢行する。
このツアーの模様は何枚ものCDとして発売されているが、
そのどれも緊張感溢れる素晴らしい演奏になっている。



ツアー終了後もヨーロッパに残ったドルフィーは、64年6月29日にドイツで帰らぬ人となった。
訃報を聞いたミンガスは大きなショックを受け、何日も悲しみに暮れていた。
↓ミンガスとドルフィー


c2k64975-b.jpg やがてミンガスは音楽に対する意欲を無くし、
 精神不安定となり入退院を繰り返すようになる。

 心身ともにボロボロのミンガスはアパートも差し押さえられ、
 強制退去を余儀なくされる。




↑カメラの前で猟銃をぶっ放すミンガス。
どんな精神状態だったんでしょうか。
posted by 権上康志 at 03:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

ミンガスの奇跡 A

56年に直立猿人で一躍脚光を浴びたミンガスは、翌年道化師を発表する。
ミュージシャンとともにナレーターもインプロヴァイスする新たな方向性を示した。
これを機にジャズミュージシャンと詩人のコラボレーションが盛んに行われるようになる。


ジャズワークショップと名付けられたミンガスのバンドは、
大編成のオーケストラからコンボ、ソロピアノ(ミンガス自身が
ピアノを弾いている)まで、様々な編成でミンガスの音楽を具現化していった。

そして60年、最高傑作であり問題作Mingus Presents Mingus」を発表。
鬼才エリック・ドルフィー(as,bcl,fl etc)の臓物をさらけ出すような激奏や
ミンガスとの対話、ミンガスと舎弟ダニー・リッチモンド(dr)のやさぐれた
ボーカルなど、全編凄まじいハイテンションでの演奏が繰り広げられている。


posted by 権上康志 at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2009年06月24日

ミンガスの軌跡 @

mingus4.bmp18歳でバディ・コレット(ts)バンドに参加しプロ活動入りして以来、リー・ヤング(レスター・ヤングの弟のドラマー)、ルイ・アームストロング(tp)、キッド・オリー(tb)、ライオネル・ハンプトン(vib)、レッド・ノーヴォ(vib)等様々なバンドに参加し、51年にニューヨークに進出。

しかし仕事に恵まれず郵便局員として生計を立てていたところを、
チャーリー・パーカー(as)に励まされジャズ界に復帰する。

52年にマックス・ローチ(dr)と共にレコード会社デビューを設立し、
パーカーディジー・ガレスピー(tp)、バド・パウエル(pf)、ローチ
というオールスターメンバーによるマッセイホールでのライブ盤
発売したが、成功には到らなかった。



しかし56年、アトランティックより発表した「直立猿人」が
大ヒットし、一躍注目を集める。

こうしてミンガスの快進撃が始まったのでした。

〈引用…JAZZBASS2008 ジャズベース偉人伝より〉
posted by 権上康志 at 03:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2009年06月23日

チャールズ・ミンガスの生い立ち

mingus2.bmpチャールズ・ミンガスは1922年4月22日アリゾナ州ノガルスに
生まれ、幼少期にロサンゼルスのアフロ・アメリカンが住民の
ほとんどを占めるワッツ地区に移り住み育つ。
ミンガスは混血で純粋な黒人ではなかったため、白人からも黒人
からも、差別を受けた。
この頃からミンガスの生涯に於いて「人種差別」というのは永遠の命題となった。

8歳でトロンボーン、後にチェロを経て16歳でベースを手にし、
アート・テイタム・トリオなどで知られるレッド・カレンダーに手ほどきを受ける。

mingus3.bmp その後元ニューヨーク・フィルハーモニックの首席ベーシスト
 ハーマン・ラインシャーゲンに師事した。

 子供の頃に聴いたデューク・エリントンの音楽にバルコニーから
 飛び降りそうになるほどの衝撃
を受けたミンガスは
 ピアノと楽理も学び始めた。


ミンガスの生い立ちについては、自伝「敗け犬の下で」で詳しく述べられています。

posted by 権上康志 at 03:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2009年06月22日

チャールズ・ミンガスという人

こんにちは。
日曜にミンガスナイトやるんで是非来てください!」
と声高らかに謳っていますが、おそらく「そもそもミンガスて誰よ?
と思っておられる方もいると思います。
というわけで、チャールズ・ミンガスという史上最強・最恐のベーシスト
数回にわたって紹介したいと思います。

なにはともあれまずはこちらを御覧ください↓

大編成のビッグバンドの真ん中に鎮座し怖い顔でベースをかき鳴らす御大。
この時代にこんなベーシストが他にいたでしょうか?
凄まじいカリスマ性です。

mingus1.bmp 怒りと愛のベースの巨人、
 デュークエリントンを深く敬愛し
 生涯をバンドサウンドで主張し続けることに捧げ、
 人種差別や戦争、権力と戦い続けた信念の人
 それがミンガスです。
posted by 権上康志 at 11:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2009年04月27日

北川潔 SOLO LIVE @ CORNER POCKET

2009042623230000.jpg昨日は西宮のコーナーポケットに、NYで活躍するベーシスト
北川潔さんのソロライブを見に行きました。
本当に凄かった!
完全なベース一本での世界で繰り広げられる音楽
ベースとはこんなに表現力のある楽器なんだ、と改めて思いました。
ベースという楽器のポテンシャルを最大限に引き出す音楽性と
テクニック、すべてにおいて圧倒的でした。

今週は週3本もライブに行って金欠気味ですが、
たくさんの本当に素晴らしい刺激を頂きました。
今日から2週間休みなしですが、気合い入れて頑張ります!
posted by 権上康志 at 13:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽

2009年04月24日

Mr. Jimmy Cobb!!

昨日は梅田のMr. Kelly'sにライブを観に行きました。
サックスのグラント・スチュアートのカルテットで、
スペシャルゲストがドラムのジミー・コブ
御歳なんと80歳!!
マイルスバンドをはじめ、ウイントン・ケリートリオ
ボビー・ティモンズトリオのアルバムなどでよく聴いていましたが、
昨日の演奏も紛れもなくジミー・コブのドラミングでした。
渋い。生で聴けて本当によかったです。

Jimmy Cobb Trio Solo - Drum Channel

シダーの名曲Boliviaでドラムソロを披露するジミー・コブ

So What - Jonh Coltrane and Miles Davis

若かりし日のジミー・コブ、マイルスバンドでの演奏

ボビー・ティモンズトリオ(ベースはサム・ジョーンズ)の名盤
4曲目のThe Party Is Overのイントロとか、何も難しいことはしていないんだけれども、
死ぬほどグルーヴィー。聴いてるとなぜだか目頭が熱くなる。
posted by 権上康志 at 15:28 | Comment(7) | TrackBack(0) | 音楽

2008年07月28日

ガムラン

129_2916.JPG 皆さん、この写真がなんだかわかりますか?

 
正解は・・・
posted by 権上康志 at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2008年02月23日

西山満ニューデイレクション+日野皓正

200802202129000.jpg19(木)は、ウ゛ィアーレ大阪に「西山満ニューデイレクション
+日野皓正さん
」のコンサートを見に行ってきました。
ステージ上での日野さんの圧倒的な存在感はもの凄かったです。
そしてその後ろでの「関西ジャズ界のゴッドファーザー
西山さん(ベース)も猛烈に熱かったです。

2ndセットは日野さんと、若手バンドGSBのセッションでした。
僕と同世代のミュージシャン達ですが、
日野さんに触発されて、皆素晴らしい演奏をしていました!

この日のコンサートを見て、とても刺激になりました!
posted by 権上康志 at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2007年10月12日

The QUARTET

200710112113000.jpg今日は、半年前から楽しみにしていた、ピアノ:ハービー・ハンコック
サックス:ウェイン・ショーター、ベース:ロン・カーター
ドラム:ジャック・ディジョネットによる、The QUARTETの
ライブを見に、大阪厚生年金会館に行ってきました。
超一流のジャズマスターたちのライブだけあって、
」の躍動感と「」の緊張感溢れるステージでした。
後半のロン・カーターのソロベースイントロは高度な技術だけでなく
ユーモアもありシビれました。
posted by 権上康志 at 00:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽